今月の主題 内科疾患患者の生活指導
内分泌・代謝疾患
糖尿病
渥美 義仁
1
1東京都済生会中央病院内科
pp.288-291
発行日 1993年2月10日
Published Date 1993/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901979
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●患者の日常生活内容を聴取しながら,食事療法,運動療法の必要性を説明する.
●食事療法の原則は必要最少量の総エネルギー摂取とし,その中で栄養素のバランスをとる.日本糖尿病学会の「食品交換表」に基づいて指導するとよい.ただし,アルコールと外食はできるだけ控えさせる.
●運動療法は患者の身体的適応力に沿って処方する.%VO2maxを利用すると処方しやすい.
●服薬指導は記録ノートをつけさせて指導するとよい.インスリン注射は患者本人だけでなく,家族にも指導する.
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