最新版 糖尿病虎の巻-新時代の糖尿病診療を実践する
糖尿病患者の内科診察
渥美 義仁
1
1東京都済生会中央病院 糖尿病臨床研究センター
キーワード:
脂質代謝
,
口腔診断
,
足の形態異常-後天性
,
手
,
手首
,
糖尿病
,
内科学
,
重症度指標
,
リスク評価
,
糖代謝
,
フットケア
,
腱鞘炎-狭窄性
Keyword:
Diagnosis, Oral
,
Diabetes Mellitus
,
Foot Deformities, Acquired
,
Hand
,
Internal Medicine
,
Severity of Illness Index
,
Wrist
,
Risk Assessment
,
Tendon Entrapment
,
Carbohydrate Metabolism
,
Lipid Metabolism
pp.574-578
発行日 2011年10月1日
Published Date 2011/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011353485
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・糖尿病患者を診る内科医は、採血結果を指標とした薬物療法に偏らず身体所見を診ることも重要である。・身体所見をとらなければ把握できない合併症に関しては、内科医がゲートキーパーとして、定期的に診察する必要がある。・ゲートキーパーとして診るべき身体所見には、口腔内の歯周病の有無、手の腱鞘炎、足病変がある。・足病変の予防的フットケアは、靴や靴下の中の足が対象で診察機会が少ない。よって、対象をハイリスク患者に絞って、リスクに応じたフットケアを行う必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2011