今月の主題 虚血性心疾患Today
心筋梗塞へのアプローチ
急性心筋梗塞の生化学的診断とその進歩
野村 雅則
1
,
石井 潤一
1
1藤田保健衛生大学・内科
pp.1185-1187
発行日 1992年7月10日
Published Date 1992/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901576
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ポイント
1)急性心筋梗塞の発症4時間以内の診断に,ミオグロビンやCKMMアイソフォームはCKやCKMBより有用である.
2)心筋の構造蛋白であるミオシン軽鎖Iは,再疎通の影響を受けにくい梗塞サイズ指標である.
3)ミオグロビンやCKMMアイソフォームを測定すれば,CKより早期に梗塞責任冠動脈の再疎通の判定が可能である.
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