今月の主題 胆道系疾患1992
病態に応じた胆道系疾患の診断と治療
肝硬変合併胆石症のマネージメント
荒川 正一
1
1東海大学医学部・内科
pp.298-299
発行日 1992年2月10日
Published Date 1992/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901381
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ポイント
1)肝硬変患者は胆石の保有率が高い.2)胆石は黒色石が多い.
3)急性期胆嚢炎の症状は内科的な治療で治まることが多い.
4)外科的な治療はできるだけ避ける.
5)抗生物質は第2世代セファロスポリンが有効である.
6)症状のない時には食欲を落とさないように脂肪食も許可する.
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