今月の主題 循環器薬の使い方 '92
心不全
βブロッカー療法
堀 正二
1
,
佐藤 秀幸
1
,
北畠 顕
1
1大阪大学医学部・第1内科
pp.28-29
発行日 1992年1月10日
Published Date 1992/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901300
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ポイント
1)βブロッカー療法は,導入期の心ポンプ機能抑制を犠牲にして心筋不全を改善する.
2)βブロッカーは,頻脈傾向のある患者,進行性に心機能が悪化している症例に適応
3)ごく少量から徐々に増量することが重要4)症状の改善は投与開始後3カ月以上でみられることが多い.
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