今月の主題 大腸疾患診療の新時代
座談会
大腸疾患診療のcontroversy
酒井 義浩
1
,
久道 茂
2
,
光島 徹
3
,
上野 文昭
4
1東邦大学大橋病院・第3内科
2東北大学医学部・公衆衛生学
3亀田総合病院・消化器内科
4東海大学大磯病院・内科
pp.1613-1628
発行日 1991年9月10日
Published Date 1991/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901064
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上野(司会) 本日はご多忙の中ご遠方よりお集まりいただきましてありがとうございます.
本日先生方にお話を伺うテーマは「大腸疾患診療のcontroversy」という少し耳慣れないタイトルなので,最初にイントロダクションをさせていただきます.最近は医師会の先生方,あるいは若手の研修医の間でも,大腸の疾患に対する興味が深まっているようです.ひと頃日本で消化器というと胃の病気という認識があったわけですけれども,どうも最近では大腸疾患が増えているのではないかという認識が広まっているようです.
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