今月の主題 大腸疾患診療の新時代
大腸疾患診療:現在から近未来まで
内視鏡的ポリペクトミーで根治できる大腸癌
多田 正大
1
,
清水 誠治
1京都第一赤十字病院・第2内科
pp.1604-1606
発行日 1991年9月10日
Published Date 1991/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901061
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高周波電流を用いたいわゆる内視鏡的ポリペクトミー(endoscopic polypectomy,以下ポリペクトミーと略する)の導入によって,大腸癌の治療法は一変した.そしてポリペクトミーによって治療された早期大腸癌や腺腫の集積によって,臨床的にも病理的にもそれらの特徴が浮き彫りにされるにつれて,治療方針についてもコンセンサスが得られるようになった.
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