今月の主題 リンパ系疾患の臨床
(editorial)リンパ系疾患へのアプローチ
北原 光夫
1
1東京都済生会中央病院・内科
pp.1128-1131
発行日 1991年7月10日
Published Date 1991/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900940
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リンパ系疾患を考えていく場合に,大きく3つのグループに分けて考えると便利である(表1).
まず,最初にリンパ系の反応的疾患で,リンパ球の増加あるいはプラズマ細胞(形質細胞)の増加として経験する.この範疇にはウイルス感染症(例:伝染性単核症)があげられる.他に薬剤によってひき起こされた反応性のものもある.
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