今月の主題 アレルギー疾患診療の実際
診断・検査のポイント
ヒスタミン遊離試験
森田 寛
1
1東京大学医学部・物療内科
pp.234-235
発行日 1991年2月10日
Published Date 1991/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900704
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ポイント
1)ヒスタミン遊離試験は皮膚テスト,RAST,誘発試験などとともにIgE抗体の検出法である.
2)直接法では被検者の好塩基球を用い,間接法では健常者の好塩基球を被検者血清で感作した後にヒスタミン遊離反応を行う.
3)ヒスタミン遊離試験(直接法)は皮膚テスト,RAST,誘発試験とよく相関する.
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