今月の主題 アレルギー疾患診療の実際
診断・検査のポイント
総IgEおよびIgE抗体,IgG抗体,IgG subclass抗体の意義
福村 正
1
,
高橋 秀仁
1
,
中川 武正
1
1聖マリアンナ医科大学・第1内科
pp.230-233
発行日 1991年2月10日
Published Date 1991/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900703
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ポイント
1)IgE, IgE抗体は,RIST, PRIST, RASTで測定されてきた.
2)放射能免疫測定法(RIA)から,酵素免疫測定法(ELISA)が繁用される傾向にある.
3)FASTやMASTが臨床応用されつつある.
4)IgG抗体もRIAや,ELISAで測定されるが,subclass別の抗体価測定が可能となっている.
5)IgG抗体には,blocking antibodyとanaphylactic antibodyとしての働きが見いだされている.
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