増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
内分泌・代謝疾患
94．痛風発作
作山 理子
1
,
西岡 久寿樹
1
1東京女子医科大学・リウマチ痛風センター
pp.1984-1985
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900511
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ポイント
1）痛風発作時には非ステロイド系抗炎症剤の短期衝撃療法を行う．
2）発作がおさまった後に尿酸コントロール剤投与を開始する．
痛風は壮年男性に多い高尿酸血症を基盤とする母趾基関節などに起こる急性単関節炎である．痛風患者は患部に突然急激な痛みと発赤，腫脹を訴え歩行困難となるため，早急に治療されねばならない．
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