増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
消化器疾患
76.腸閉塞,イレウス
三富 弘之
1
,
勝又 伴栄
1
,
西元寺 克禮
1
1北里大学東病院・消化器内科
pp.1936-1938
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900493
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ポイント
1)イレウスの分類:図1,表参照.
2)問診:腹部手術の既往の有無は重要.
3)処置:輸液・栄養管理,吸引減圧療法.
4)造影検査:イレウスの原因検索のためにガストログラフィンを用いて注腸造影,小腸造影を行う.
5)保存療法の限界:臨床症状,腹部単純X線,イレウス管からの排液量の変化,造影検査所見で7日以内に決定する.
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