今月の主題 再灌流療法時代の急性心筋梗塞診療
予後と予防
リハビリテーションはどう変わったか
野村 周三
1
,
本宮 武司
1
1東京都立広尾病院・循環器科
pp.108-110
発行日 1990年1月10日
Published Date 1990/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900032
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急性心筋梗塞発症早期に閉塞した梗塞責任冠動脈を再開通させる血栓溶解療法や緊急PTCAが広く施行されるようになり,院内死亡の減少傾向が認められている.この「再灌流療法時代」,日本における心臓リハビリテーションも少しずつ変化してきている.心臓リハビリテーションは,急性心筋梗塞発症から退院までの期間に行われる急性期リハビリテーションと,退院後に社会復帰を目指して行われる回復期リハビリテーションに分け、られるが,本稿では主に急性期について述べる.
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