特集 腎機能を考慮した内科疾患の診療
治療・薬物療法が腎機能の影響を受けやすい内科的疾患
〈骨・関節疾患〉
関節リウマチ—腎機能に応じた薬物選択
永瀬 芙美香
1,2
,
藤田 芳郎
1,2
1中部ろうさい病院膠原病リウマチ科
2中部ろうさい病院腎臓内科
キーワード:
関節リウマチ
,
RA
,
慢性腎臓病
,
CKD
,
従来型疾患修飾性抗リウマチ薬
,
csDMARDs
,
生物学的製剤
,
bDMARDs
,
ヤヌスキナーゼ阻害薬
,
JAK阻害薬
,
JAKi
Keyword:
関節リウマチ
,
RA
,
慢性腎臓病
,
CKD
,
従来型疾患修飾性抗リウマチ薬
,
csDMARDs
,
生物学的製剤
,
bDMARDs
,
ヤヌスキナーゼ阻害薬
,
JAK阻害薬
,
JAKi
pp.720-725
発行日 2024年4月10日
Published Date 2024/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229533
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Point
◎関節リウマチ(RA)患者において腎機能障害を合併するケースは増加傾向にあり,腎機能に応じたRA治療薬の適切な選択が必要である.
◎RA患者はさまざまな要因で腎機能障害が生じるため,腎機能を注意深くフォローする必要がある.
◎腎機能障害のある高疾患活動性のRAの治療強化には,生物学的製剤やJAK阻害薬が有用な選択肢である.
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