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◆お詫び◆
弊誌60巻12号(2023年11月号)に掲載した本論文は,同じ執筆者による株式会社羊土社発行の『レジデントノート』20巻9号(2018年9月号)「皮膚トラブルが病棟でまた起きた! 研修医がよく遭遇する困りごとトップ9から行うべき対応と治療,コンサルトのコツを身につける!」に掲載された下記論文と同じ内容であり,無断転載であったことが発行後に判明いたしました.
・田口詩路麻:皮膚科医に相談するその前に.レジデントノート 20:1463-1471,2018
https://store.isho.jp/search/detail/productId/1804896750
株式会社羊土社および関係者の皆様,そして読者の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます.今後はこのような事態を防止するために,弊社制作過程における確認作業を徹底してまいります.
(株式会社医学書院)
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筆者は研修医に指導するときに,皮疹の表現についてどう教えたらよいかいつも迷う.「皮疹の情報をうまく書いて伝えられるようになりたい」と言ってくれるのはとても嬉しいが,それは容易ではない.また「皮疹をしっかり伝えたい.正確に記載したい」という思いをもつ非専門医も多いだろう.経験が多少必要な部分もあるが,表現の種類が多いことや皮膚科特有の微妙なニュアンスがあることから,なかなか他科の先生には馴染めないところもあるのかもしれない.
そこで本稿では「研修医や他科の医師がこれくらいできれば大丈夫」というラインを決め,覚える皮疹をある程度絞って「すべては無理だけど,これくらいはできるとカッコいい」と思える基本的な皮疹表現を学んでいただければと思う.
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