増刊号 探求!マイナーエマージェンシー
Ⅻ.マイナーエマージェンシーのエコー活用術
こんなところにも超音波②小さい外傷編—X線を撮る前に使えるとイイね!
小淵 岳恒
1
1福井大学医学部附属病院救急部・総合診療部
キーワード:
肋骨骨折
,
整形エコー
,
いつでもどこでもちょいあてエコー
Keyword:
肋骨骨折
,
整形エコー
,
いつでもどこでもちょいあてエコー
pp.309-313
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228890
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POINT
●肋骨骨折は打撲にて生じることが多いが,高齢者では軽微な理由(くしゃみなど)でも生じるため,内科外来に「胸痛」で受診することもある.
●肋骨骨折の診断においてCT検査は最も有効であるが,基本的には臨床診断になることが多く,X線検査で見逃すことが多い.
●内科医(整形外科非専門医)であっても,胸部の痛いところにちょっとエコープローブを当てるだけでその場で診断が可能である.
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