連載 続・ケースレポートを書こう! “論文の軸の設定”トレーニング・4
カンピロバクター腸炎の51歳男性〜ある疾患の新規な症状・所見・経過〜
眞川 昌大
1
,
見坂 恒明
2,3
1宮崎生協病院 総合内科
2兵庫県立丹波医療センター地域医療教育センター
3神戸大学大学院医学研究科医学教育学分野地域医療支援学部門
pp.741-744
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228230
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今回も前回と同様に,ケースレポートにできる症例(①ある疾患の新規な症状・所見・経過,②ある薬剤の新規な副作用・薬剤相互作用,③2つの疾患間に予想外の関連性,④ある疾患の新規な診断方法,⑤ある疾患の新規な治療方法,予想外の治療効果,⑥稀もしくは新規の病気・病原体)のうち,①に該当する症例を提示する.
では,次の症例提示1)を読んで,第1新規性,第2新規性(または臨床的有用性)について考えてみよう.
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