特集 腎疾患—エキスパートへの質問で学ぶ診療のキホンと最新情報
補体関連疾患
非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)を見逃さないようにする早期診断の注意点と治療の留意点を教えてください
池田 洋一郎
1
1東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
キーワード:
非典型溶血性尿毒症症候群
,
aHUS
,
血小板減少
,
微小血管症性溶血性貧血
,
MAHA
,
急性腎障害
,
AKI
Keyword:
非典型溶血性尿毒症症候群
,
aHUS
,
血小板減少
,
微小血管症性溶血性貧血
,
MAHA
,
急性腎障害
,
AKI
pp.1590-1594
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227810
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Point
◎非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)は血小板減少,微小血管症性溶血性貧血,急性腎障害の3徴を満たす急性の疾患である.
◎aHUSは主に補体関連分子の先天的あるいは後天的な異常によって発症する.
◎aHUSの治療は血漿交換または補体阻害薬が第一選択となる.
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