特集 プライマリ・ケアにおける神経症候へのアプローチ
各論(症状編)
痙攣・不随意運動の診かた—てんかん発作などの危険な痙攣・不随意運動,筋クランプなどの頻度の高い痙攣・不随意運動の鑑別ポイント
吉村 元
1
,
幸原 伸夫
1,2
1神戸市立医療センター中央市民病院脳神経内科
2神戸市立医療センター中央市民病院リハビリテーション科
キーワード:
痙攣
,
不随意運動
,
てんかん発作
,
筋クランプ
,
振戦
Keyword:
痙攣
,
不随意運動
,
てんかん発作
,
筋クランプ
,
振戦
pp.2284-2287
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227338
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Point
◎痙攣という言葉が表す症候は多彩である.
◎痙攣・不随意運動の鑑別は,その発症様式と動きの特徴・出現部位を正確に把握することから始まる.
◎痙攣・不随意運動の鑑別には,随伴するその他の症状も大切である.
◎最終的には痙攣・不随意運動の原因を明らかにし,それに対処することが重要である.
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