特集 循環器診療2020—どこまで攻めて,どこから引くか?
不整脈
不整脈診療の未来
相澤 義泰
1
1国際医療福祉大学成田病院循環器内科
キーワード:
陳旧性心筋梗塞
,
突然死
,
植込み型除細動器
,
ICD
,
カテーテルアブレーション
Keyword:
陳旧性心筋梗塞
,
突然死
,
植込み型除細動器
,
ICD
,
カテーテルアブレーション
pp.1725-1730
発行日 2020年9月10日
Published Date 2020/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227184
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Point
◎虚血性心疾患に伴う致死性不整脈に対しては,植込み型除細動器(ICD)が最も有効かつ確実な治療である.
◎除細動機能を有するデバイスはICDのほかに完全皮下植込み型除細動器(S-ICD),着用型自動除細動器(WCD)がある.
◎ICD植込み後の不整脈再発により頻回のICD作動がしばしば問題となる.
◎カテーテルアブレーションは不整脈再発によるICD作動を抑制するのに有効である.
◎マッピング技術の進歩により,カテーテルアブレーションの治療成績は向上している.
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