特集 デキル内科医のコンサルト—専門医が教える隠れたエッセンス
コンサルトを依頼する
特発性肺線維症を疑う場合
新津 敬之
1
,
上野 清伸
1
,
内田 純二
1
1大阪急性期・総合医療センター
pp.630-634
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226926
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Point
◎特発性肺線維症(IPF)は診断が遅れることや,専門施設への紹介の遅れによる死亡リスク上昇の可能性も指摘されており,早期診断が肝要である.
◎今後,抗線維化薬の適用範囲は広がる可能性がある.
◎早期診断,介入のためには両側肺底部の捻髪音(velcro crackles/fine crackles)に注目することが重要である.
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