特集 デキル内科医のコンサルト—専門医が教える隠れたエッセンス
コンサルトを依頼する
COPDが疑われる場合
西野 宏一
1
,
関 健一
1
1湘南鎌倉総合病院呼吸器内科
pp.626-629
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226925
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Point
◎慢性閉塞性肺疾患(COPD)はcommon diseaseだが,未診断・未治療の「隠れCOPD」患者が多い.
◎COPDは症状や身体所見に乏しいこともあるため,喫煙歴などの患者背景から「まず疑うこと」が非常に重要である.
◎COPD-Q質問票はCOPDの簡便なスクリーニングとして有用である.
◎COPDでコンサルトを依頼する際には,詳細な喫煙歴や呼吸器症状の病歴を記載するとよい.少しでも疑われれば,精査する.
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