特集 今の流れに乗り遅れない!—プライマリ・ケアでの呼吸器疾患の診かた・薬の使いかた
最新の肺炎診療の考えかた
市中肺炎で非定型病原体をカバーする治療を検討すべき場合
櫻井 隆之
1
1NTT東日本関東病院感染症内科
pp.58-60
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226665
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Point
◎起炎菌としての非定型病原体が診断できれば治療対象となる.
◎診断できない場合でも中等症以上であれば治療対象となりうる.
◎細菌性肺炎との混合感染についてはデータが少なく治療対象としては推奨されないが,個別の状況に応じる必要はある.
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