特集 TPOで読み解く心電図
場面(救急)から考える
救急外来で遭遇する徐脈には何があるか?
磯 一貴
1
,
立花 栄三
1
1川口市立医療センター循環器科
pp.422-425
発行日 2019年3月10日
Published Date 2019/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226076
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Point
◎救急外来で徐脈に遭遇した場合,まずバイタルサインを確認した後,12誘導心電図検査を施行するべきである.
◎救急外来受診時の主訴を把握し,徐脈による症状かどうかを評価することが重要である.
◎徐脈には洞不全症候群と房室ブロックがあり,それぞれは心電図の所見でさらに細分類されるが,重症度を把握するうえでそれらを押さえておく必要がある.
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