特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方
悪性腫瘍の化学療法
大腸がん
松岡 歩
1
1名古屋大学医学部附属病院化学療法部
pp.136-139
発行日 2019年1月10日
Published Date 2019/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226007
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Point
◎切除不能進行大腸がんでも化学療法により約30カ月の生存期間が期待できる.
◎5-FU,オキサリプラチン,イリノテカンを「使い切る」ことが重要である.
◎RAS遺伝子変異を確認したうえで,分子標的薬(ベバシズマブ,パニツムマブ,セツキシマブ)を上乗せする.
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