特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ
エンド・オブ・ライフを支える身体症状への対応
悪液質・栄養
神谷 浩平
1
1山形県立中央病院緩和医療科
pp.1744-1747
発行日 2018年10月10日
Published Date 2018/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225838
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Point
◎悪液質はエンド・オブ・ライフの活動性やQOLに影響する重要な症候である.
◎悪液質の進行度(前悪液質,悪液質,不可逆的悪液質)の診断が重要である.
◎不可逆的な悪液質の時期には,経静脈的な栄養投与の対象にはならない.
◎口から栄養が摂れないことへの患者・家族の不安や,輸液・栄養についての思い・気がかりに十分配慮した説明と対応が有用である.
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