特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して
内科クリティカル・ケア実践編─このパターンを押さえれば8割は対応可能
重篤な気管支喘息重積発作とCOPD急性増悪の対応
谷 直樹
1
1諏訪中央病院呼吸器内科
pp.1542-1545
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225791
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Point
◎喘鳴・呼吸困難を訴える患者では,喘息発作,COPD増悪,心不全,肺塞栓,上気道狭窄などを考える.
◎喘息発作,COPD増悪の呼吸器管理では,「吸気時間を短くして十分な呼気時間を作る」ことがポイントである.
◎非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)管理中に鎮静を要する場合には,デクスメデトミジンの使用を考慮する.
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