特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング
さまざまな症候・画像所見の診かた・考え方と紹介のタイミング
血液内科領域におけるFDG-PETでの異常所見
有坂 有紀子
1
,
寺内 隆司
1
1がん研有明病院画像診断センター核医学部
pp.1222-1224
発行日 2018年7月10日
Published Date 2018/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225717
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Point
◎悪性リンパ腫の治療効果判定に近年新しい国際基準が提唱され,FDG-PETはなくてはならない検査となっている.
◎高悪性度リンパ腫であるDLBCLやHodgkinリンパ腫はFDG高集積であるが,低悪性度リンパ腫である濾胞性リンパ腫やMALTリンパ腫などは必ずしも低集積とは限らない.
◎初期診断では良性疾患との鑑別が難しいこともあるため,注意する.
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