特集 —デキる内科医の—神経内科コンサルト
救急外来,急性期入院病棟からのコンサルト
感覚障害
服部 学
1
,
小鹿 幸生
1
1宏潤会大同病院神経内科
pp.236-240
発行日 2018年2月10日
Published Date 2018/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225333
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Point
◎神経疾患の鑑別には,詳細な問診が最も重要である.特に発症様式や時間経過の聴取に重点を置く.
◎感覚の種類により,異なる神経経路を上行するため,病変部位により特徴的な症候を呈する.大まかな神経機能解剖学を理解しておくことが重要である.
◎感覚所見を取るときは,患者の意識状態,理解力に配慮し,疲労や「飽き」を避けるため短時間にとどめる.
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