特集 骨関節内科
骨関節内科 実践編
リウマチ膠原病的アプローチ
膠原病
陶山 恭博
1
,
岡田 正人
2
1JR東京総合病院 リウマチ・膠原病科
2聖路加国際病院Immuno-Rheumatology Center
pp.2232-2237
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225252
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Point
◎主訴,年齢,既往歴,内服歴,アレルギー歴,身体所見,健診結果を含む検査データなど,あらゆる情報を観察し,診断の材料とする.特に膠原病関連疾患では,既往歴にキーとなる情報が潜むことがある.
◎アイコンタクトを交えて診察する際に,膠原病を示唆する所見がないかを意識して頭頸部全体に目を向けると,診断に繋がることがある.
◎リウマチ性多発筋痛症の鑑別となる膠原病関連疾患では,高齢発症関節リウマチや巨細胞性動脈炎のほか,中小血管炎(結節性多発動脈炎,顕微鏡的多発血管炎,多発血管炎性肉芽腫症)も覚えておきたい.
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