特集 骨関節内科
骨関節内科 実践編
リウマチ膠原病的アプローチ
関節リウマチ
伊藤 聡
1
1新潟県立リウマチセンター
pp.2228-2231
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225251
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Point
◎関節リウマチは頻度の高い関節炎であり,早期に治療介入をしない場合は関節破壊をきたす.
◎早期診断には,米国リウマチ学会/欧州リウマチ学会の分類基準を使用する.
◎疾患活動性の評価は,検査成績のみに頼らず,総合的疾患活動性指標を使用し,寛解・低疾患活動性を目指す.
◎治療の主体は抗リウマチ薬(DMARDs)であり,メトトレキサートを中心とした従来型DMARDs,生物学的製剤,JAK阻害薬を使用する.
◎必要に応じ,ステロイド,NSAIDs,弱オピオイドなども使用する.
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