特集 救急外来で役立つ!—意識障害の診かた—“あたま”と“からだ”で考える
Editorial
救急外来における意識障害の初期診療
宮武 諭
1
1済生会宇都宮病院救急科
pp.1946-1948
発行日 2017年11月10日
Published Date 2017/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225189
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Point
◎まず,現場で起こった意識障害が,“持続性”か,“一過性”かを評価する.
◎持続性の意識障害であれば,“あたま”と“からだ”のどちらが原因の可能性が高いかを鑑別する.
◎一過性意識障害であれば,それが一過性の血圧低下(全脳低灌流)による“失神”なのか,“非失神の病態”なのかを鑑別する.
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