発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006186490
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
中毒起因物質はさまざまであるが,とくに頻度が多いのは医療用医薬品である.その診断には病歴が重要であるが,明らかな服薬歴がない意識障害の場合にも,中毒性疾患を鑑別診断に加える必要がある.機器分析に加え,尿の定性検査などの簡易分析も有用である.ガイドラインに沿った標準的治療を行うが,呼吸・循環の維持を主眼に置く必要がある
©Nankodo Co., Ltd., 2006