特集 内科医のためのクリニカル・パール3
循環器
不整脈・抗血栓療法のクリニカル・パール
大塚 崇之
1
,
山下 武志
1
1心臓血管研究所付属病院循環器内科
pp.1626-1628
発行日 2017年9月10日
Published Date 2017/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225106
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DOACは用量調整が不要だが効果は一定とは限らない!
心房細動に対する抗凝固療法として,近年はワルファリン(ワーファリン®)に代わり直接型経口抗凝固薬(DOAC)が主流となっている.
ワルファリンと比較した際のDOACのメリットとしては,①効果発現が速やかであり半減期が短い,②細かな用量調節が不要,③薬物相互作用が少なく食事の影響を受けにくい,④頭蓋内出血などの出血性合併症が少ない,などがある.
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