特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス
内科医が知っておくべきがん患者のマネジメント
抗がん剤治療中の発熱にはどのように対応すればよいでしょうか
藤井 浩太朗
1
,
東 光久
1
1福島県立医科大学白河総合診療アカデミー
pp.1263-1267
発行日 2017年7月10日
Published Date 2017/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225022
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Point
◎発熱性好中球減少症(febrile neutropenia:FN)を正しく診断することが重要である.
◎重症化のリスク評価を行う.
◎身体診察,原因検索により感染臓器を推定し,培養を提出する.
◎経験的治療をまず開始し,状況により治療を変更,終了する.
◎FNの発症リスクによってG-CSF製剤の予防投与を行うか検討する.
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