特集 プライマリ・ケア医のための消化器症候学
座談会
プライマリ・ケア医が担う消化器診療
小林 健二
1
,
柳 秀高
2
,
須藤 博
3
1亀田京橋クリニック消化器内科
2東海大学医学部内科学系総合内科
3大船中央病院内科
pp.800-806
発行日 2017年5月10日
Published Date 2017/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224908
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
外来で消化器症状を訴える患者さんは非常に多いのですが,消化器以外の疾患であることも少なくないため,最初に消化器内科を受診すると,診断がつかないこともあります.また,高齢者は複数の疾患を有することが多く,臓器別の対応は非効率的と言えます.こうしたことから,消化器症状を訴える患者さんの初期診療は,全身を総合的に診られる内科医のほうが適しているのではないかと考え,本特集を企画しました.本日は柳秀高先生と須藤博先生をお招きし,一般内科医や総合内科医といったプライマリ・ケア医が消化器診療を行ううえでの課題について,お話を伺いたいと思います.(小林)
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.