今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代
がん診療で期待される内科医の役割
家庭医が担うがん診療
岡田 唯男
1
1鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山
pp.2053-2057
発行日 2011年12月10日
Published Date 2011/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105677
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ポイント
★家庭医はその患者の背景や価値観を最も知る医師であり,リスクの見積,診断,ケアの調整,家族のケアなどを効果的に行うことができる.
★がんの診断が確定する前に告知の希望をたずねておくことは,家庭医のできる最も重要な連携の手段である.
★家庭医と専門医が行う協働には3つのパターンがある.ケアが途切れないためには,治療中も積極的にかかわる必要がある.
★がん専門医はできるだけ家庭医を巻き込むようにする.
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