特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る?
総論—救急領域の画像検査の特徴
体部CTの撮影の仕方
小黒 草太
1
,
前島 克哉
2
1慶應義塾大学病院放射線診断科
2慶應義塾大学病院救急科
pp.638-640
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224867
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Point
◎ヨード造影剤に対するアレルギーの有無を確認する.
◎大動脈解離,腸管血流障害,外傷,腸閉塞,消化管出血,肺動脈血栓塞栓症ではdynamic CTが推奨される.
◎尿管結石,総胆管結石,急性虫垂炎,憩室炎,腹腔内遊離ガスの同定のためには単純CTが有用である.
◎溢尿を疑う時は10分程度の遅延相が推奨される.
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