特集 主治医として診る高血圧診療
再診診療と血圧測定
家庭血圧データの利用方法
竜崎 崇和
1
1東京都済生会中央病院腎臓内科
pp.1722-1727
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402224399
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ポイント
●家庭血圧(特に夜間血圧)は,診察室血圧よりも心・血管系合併症や予後との相関性が高い.
●1カ月の血圧と脈拍を患者に一覧表でまとめてもらい,その月の絶対値を知ろう.
●患者から提出してもらった血圧表から季節変動を予測する.
●1カ月間の朝の収縮期血圧の最大値と最小値の差が5mmHg大きくなると,標準偏差は約1mmHg大きくなる.
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