特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報
骨粗鬆症の現状と未来
骨粗鬆症検診の問題点と地域での取り組み
中藤 真一
1
1あさひ総合病院整形外科
pp.426-428
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223983
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ポイント
●要介護の原因としての骨折・転倒はその割合を増しているが,骨粗鬆症の薬物治療率は25%程度である.
●骨粗鬆症検診の問題点として,低い実施率と受診率,骨密度中心の判定,5年の検診間隔などがある.
●骨粗鬆症検診を他の検診と併せて行うことによって,実施率と受診率,治療開始率の向上が期待できる.
●骨折リスクを多角的に評価する方法として,FRAX®やロコモーションチェック(ロコチェック)がある.
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