特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか
脳卒中の急性期治療
内科医が知っておくべき脳出血の急性期治療
小野 隆裕
1
,
清水 宏明
1
1秋田大学大学院医学系研究科脳神経外科学講座
pp.290-293
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223952
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ポイント
●脳出血急性期の治療の主な目的は,神経症状の増悪の防止である.
●内科的治療の中心は降圧療法である.
●血腫による圧迫所見が強い場合や急性水頭症を伴う場合は,外科治療の適応になりうる.
●高血圧性以外の出血源の検索も重要である.
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