特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか
脳卒中の診断
脳卒中の画像診断
平野 照之
1
1杏林大学医学部脳卒中医学教室
pp.250-254
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223942
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ポイント
●脳卒中急性期の病型診断(脳出血,くも膜下出血,脳梗塞)に,画像検査は必須である.
●CTは出血性病変の検出に優れ,一般に急性期での第一選択とされる.
●MRIでは一度に多くの情報(虚血組織傷害,閉塞血管,微小出血など)が得られる.
●頸部血管エコーは,狭窄性病変の評価と大動脈解離の検出に用いられる.
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