特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか
脳卒中の現状
脳卒中診療における社会的資源
藤井 由記代
1
,
中山 博文
2
1森之宮病院診療部医療社会事業課
2中山クリニック
pp.222-225
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223936
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ポイント
●自宅や施設における介護,訪問看護,訪問リハビリテーションなどは,介護保険制度,障害者総合支援法に基づくサービスが利用可能である.
●就労支援については,地域障害者訓練センター,ハローワーク,障害者就業・生活支援センターが相談窓口になっている.
●経済的支援として,高額療養費制度や障害者総合支援法による医療費助成,傷病手当金,障害年金がある.
●判断能力が不十分な患者を法的な視点から保護するために,成年後見制度の利用が可能である.
●相談窓口として,病院の相談室,自治体の相談窓口,日本脳卒中協会の電話・ファックス相談がある.
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