高齢者のリウマチ・膠原病はこう診る 高齢者で注意が必要な合併症対策
高齢者での鎮痛薬使用時の注意点
川人 豊
1
1京都府立医科大学 大学院医学研究科免疫内科学
キーワード:
Acetaminophen
,
胃潰瘍
,
悪心
,
危険因子
,
鎮痛剤
,
非ステロイド系抗炎症剤
,
オピオイド系鎮痛剤
,
高齢者
,
疼痛-神経因性
,
侵害受容性疼痛
,
疼痛-心因性
Keyword:
Acetaminophen
,
Aged
,
Analgesics
,
Analgesics, Opioid
,
Anti-Inflammatory Agents, Non-Steroidal
,
Neuralgia
,
Nausea
,
Risk Factors
,
Stomach Ulcer
,
Nociceptive Pain
pp.425-428
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015112956
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痛みは,侵害受容性疼痛,神経障害性疼痛,心因性疼痛に分けて治療を検討する.鎮痛薬は,作用点の違いを利用して併用を考慮し,各薬剤の有効性と安全性を高める.高齢は,消化管障害や心血管イベントの危険因子であり,また腎機能低下があるため,とくにNSAIDs使用時には用量や薬剤選択の工夫が必要である.
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