特集 感染症診療 それ,ホント?
外来編
外来で経口第3世代セファロスポリン系薬を使う機会は限られているってホント?
彦根 麻由
1
,
相野田 祐介
2
1東京都立墨東病院感染症科
2東京女子医科大学病院感染症科
pp.882-885
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223498
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ポイント
●経口抗菌薬が必要な感染症と,使う抗菌薬は非常に限られている.抗菌薬を「念のため」処方してはいけない.
●第3世代セファロスポリン系のバイオアベイラビリティはどれも50%に満たない.
●ピボキシル基を有する第3世代セファロスポリン系には重篤な副作用が報告されている.
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