特集 感染症診療 それ,ホント?
外来編
外来に毎日来てもらってセフトリアキソンを投与することがあるってホント?
馳 亮太
1
1亀田総合病院感染症科
pp.887-891
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223499
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ポイント
●1日1回投与のセフトリアキソンを利用して,外来静注抗菌薬治療(OPAT)が行える.
●セフトリアキソンが広域抗菌薬であることを認識し,不必要な場面での使用は避ける.
●適切な症例選択のために「なぜセフトリアキソン?」「いつまで続ける?」の2項目を常に考える.
●治療開始前には,培養検査を必ず提出する.
●OPAT実施時には患者の生活状況,通院手段にも配慮が必要.
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