特集 救急疾患,重症はこうして見極める—いつまでもヤブと思うなよ!
私の勉強法と若手医師の育て方
私流まとめノートの作り方
高岸 勝繁
1,2
1宇治徳州会病院内科
2現 金井病院内科
pp.736-739
発行日 2015年4月10日
Published Date 2015/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223455
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『私の勉強方法』という題で書くにあたって,まずは自己紹介をしたいと思います.筆者は市中病院で病院総合診療医をしている傍ら,「Hospitalist〜病院総合診療医〜」というブログ1)を2012年より書き続けています.読んだ文献のまとめや興味をもった疾患のreviewを載せてあり,そこそこ見ていただけているようです.このブログに書く内容は,その場で調べているのではなく,研修医時代からコツコツと文献を漁り,それをまとめた資料集「魂のノート」があり,その内容をそのまま,もしくは加筆して記載しています.
研修医時代は「1日1文献」を合い言葉に文献を読み始め,1年目の秋からは1日3文献,冬からは月に100文献,という形で負荷が増え始め,現在もそれを継続しています.読んだ文献はすべてストックしており,また日本語でスライドファイルにまとめているため,その量は膨大です.文献ストック数は10,000を超え,ブログにはまだ「魂のノート」全体の20%も掲載していません.
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