特集 がんを診る
内科医ががんを診るということ
甲状腺癌診療連携プログラムの取り組み
田村 研治
1
1国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科
pp.482-485
発行日 2015年3月10日
Published Date 2015/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223155
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ポイント
●「放射性ヨード治療抵抗性,局所進行または転移性分化型甲状腺癌」に対し,ソラフェニブの適応追加が承認された.
●ソラフェニブは血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR)チロシンキナーゼ阻害薬である.
●日本臨床腫瘍学会,日本内分泌外科学会,日本甲状腺外科学会は,「甲状腺癌診療連携プログラム」事業を開始した.
●本プログラムは,分子標的薬剤の適正使用に関して,外科医と腫瘍内科医が学会レベルで協力するモデルケースとなる.
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