今月の主題 凝固・線溶系の臨床1989
血栓性疾患の病態と診断
深部静脈血栓症
今岡 真義
1
1大阪府立成人病センター・第1外科
pp.2361-2363
発行日 1989年11月10日
Published Date 1989/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222935
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血管内を流れる血液は,本来流動性を保って流れるべきもので,血管内での血栓形成は生体にとって不都合なものである.
深部静脈血栓症といえば通常大循環系の静脈血栓症を指すが,門脈の血栓も静脈血栓のひとつであり,門脈血の途絶は生命を脅かす危険性が高い.
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