増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
血液化学検査
131.アルカリ性ホスファターゼ(AP),APアイソザイム
菰田 二一
1
,
小山 岩雄
1
,
三浦 雅一
1
1埼玉医科大学・生化学
pp.1946-1949
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222820
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近年,ヒトAP遺伝子の解析が進み,臨床診断への応用としてcDNAプローブを用いた癌診断や先天性低ホスファターゼ血症の出現頻度や早期発見など話題は多いが1),ここでは利用度の高いものについて述べる.
図1は,現在知られているAPアイソザイムの種類とセ・ア膜電気泳動上の易動度,主な疾患ならびにその抗原性について略記し2),また図2は,欧米で最近よく利用されているディスク電気泳動法による易動度を示す3).
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